ミックスダウン②

以前取り上げたミックスダウンですが
今回はもう少し細かい話を♪


私の音量の調節基準は、ドラム、ベースの打ち込み
からほとんどなので、まずこの2つの楽器の
音量バランスを整えるところからスタートします。
(上の画像で言うとbassとAD Drumsっすね。)

ここで大事なのが、音量の大きさ云々ではなく、
どちらかが大きすぎたり小さすぎたりしない、
といった意味のバランスだということです。

パワフルなドラムに負けず、ベースもいい感じで
主張してくるね〜オイ、
オマエら最高のリズム隊だよッ。
ってなれば録音もテンションあがりますから!

そのあと、録音した音や、その他楽器も同じ要領で
バランスを整えます。

あくまでフェーダーの伸び具合や、数値は目安でしかなく、
ここのギターは完璧に左右同じ音量に!
ってときとかに見るものだと思います。

聴こえ方の違いもあるので、
自分はミックスの際、モニタースピーカー、ヘッドフォン、イヤフォンの3つを使ってます^^;
1発でわかんね〜カス耳かよとか...言わんといてッ(汗)

最終的な書き出しの際のボリュームですが、
マスターのステレオアウトがクリップに達さない
程度にフェーダーを調節します。
(小さすぎてもダメだし、クリップを超えると音量は稼げるが、ノイズなどが入る可能性があるため。)

①良い例




②悪い例



そしてパンニングについて

こればっかりは、正解はコレッ!
てのが無いんじゃないかな...

僕のデモ曲を例にあげますと、
バッキングは完全に左右に振っています。
特に同じフレーズなんかを左右に振ると、
ステレオ感が出て、音に広がりが出ます♪
メインボーカル、ギターソロ、ベースなどはセンター。
これが結構王道だと思います。


イヤイヤ、音がもっと多い場合どないすんねん!
って話になるんですが、
基本は、音が埋もれたりするのを防ぐため、
他のパートにかぶらないようにパンをいじります♪

仮に、
上の画像のデモ曲に新しいフレーズを入れるとしたら、
左に70%でタッピングフレーズ!とか
右に50%でアルペジオフレーズ♪
みたいな感じでしょうか。

何%が正解!
とかではなく、
あくまでどのように聴こえるか、だと思います。

もちろんそこでも音量のバランスとの兼ね合いは必須!!

そんなこんなで作った最初の曲、
改めて聴いてもらえたら、うれしいです。

*音量注意
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2 コメント:

匿名 さんのコメント...

素早いご返答ありがとうございます!
一晩のうちに新しいタグまでできていてびっくりしました!
パンをいじると音に空間的な広がりができるんですね~。

具体的でとても参考になりました!!

Unknown さんのコメント...

最初は全部センターで、そこからパンをいじりながらモニターしてみると、
変化がわかりやすいと思います。
私もそうやって違いを確かめていました♪

参考になってよかったです!!

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